| < 前のページ | 次のページ > |
「夢じゃないか手をつまんでみた 三秒間だけの旅も 終わりそうな 曇天模様の下で」 くるり *家出娘* 暑すぎて 思わず笑ってしまう 帰り道まぶしくて 目を細めると 時計は少し早回り あのこは いつも かごの中で眠っている 急ぎ足になる前に もう少しだけ 桃色の空を 見ていても よかった じりじりと あつかった空気が 夜に変わる瞬間あ と思わず口に出るほど 良いことを思いついた 一息ついてから飲んだ珈琲は 素敵な思い出と同じ味 ただそこにいるだけで 景色が流れていった時のこと 今は 風がごうごうと鳴くのを じっと聴いている あの子と会う日は 決まっていつも雨ふんわり笑って するりと消えていく あの子は甘い飴みたい 少し遠くなるけれど きっと またすぐに 最後に見た 琥珀色のひまわりの描かれたグラス そこに いつまでも 夏が映っていますように だんだんと あたたかくなる夜は水槽の下のほうを 泳いでいるようで 少し息苦しくて 深呼吸をする まだ早い 春の色が 遠くに浮かぶ ふんわりと香るのは 梅の花だった 「あんまり上手くは ないけど泳がずに 溺れるわけは ないや もう いいや 飛び込んだ」 Clingon *Sync* 上手な言葉は いつも 見つからなくて口を開いたまま 飲み込んでは 消化不良 開いた目には 何も 映らなかった それでも 見上げた空は 充分に綺麗で 嘘でも 夢でも いいと 思った すっかり 冷たくなってしまった手にも 気がつかないで 涙が零れる前に 一粒の蜜柑を ほら 今年も 新しい一月が やってきたみたいだ 「形を変えときにふと 見えなくもなるけれど その素晴らしさを知らない日へ 戻れはしないんです」 waffles *夕立* 「涙 隠して笑う 君のこと 僕は 『さよなら』 言わないで 待っているよ」 ANATAKIKOU *MY GIRL*
「あの人の 目には
映ってんだよ ぼくが あの人の 針が 刺さってんだよ 今も 胸の奥の 深い場所へ」 ゆらゆら帝国 *針*
|